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第4次あいち多文化共生推進プラン策定への参画

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2023年度からの5年間の多文化共生施策の方針や考え方を示す「第4次あいち多文化共生推進プラン」が策定されました。

「あいち多文化共生推進プラン」は日本でも3番目に外国人の多い県である愛知県が、社会の変化や課題へ対応し、多文化共生施策の一層の推進を図るため策定したものです。
2022年度までの「第3次プラン」には、2018年度に実施された連携授業で当時の国際クラスの生徒たちが提案した内容がプランに盛り込まれていました。

今回も幅広い世代の視点を施策に生かそうとの取り組みで、国際クラス2年生「国際教養」の授業において、愛知県多文化共生推進室との連携授業を実施しました。

今年度は5月から7月にかけて、計4回のセッションが実施されました。セッションでは愛知県の外国人住民の現状や課題について学んだほか、当事者である外国人住民の方にお話を伺うなどし、多文化共生に向けて今取り組むべきことを話し合いました。そして、自分達が考えた施策をプランとして発表しました。

生徒たちは、不就学などの外国人児童の就学に関わる課題から、食文化の差異による学校給食が食べられないことがあるという課題、年金等社会保険制度に関する情報発信、災害時における情報発信など、さまざまな視点からプランを作成しました。