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Gサロン派生イベント:布ナプキンをケニアにおくろう

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7月4日の午後に、手作りの布ナプキンをケニアにおくる活動をしているShihoさんを講師に招き、布ナプキン作りが有志の手で行われました。Shihoさんは被災地等を訪問し音楽を通してボランティア活動を行っているミュージシャンでもあります。

今回は、6月15日にGサロン(土曜日に実施される希望者対象の講座)でShihoさんに講演していただいたことをきっかけに、生徒たちが自分たちも参加したい、ということで実現しました。

この日に向けて、中心となった生徒が告知プリントを作り、有志を募りました。最初にShihoさんからケニアの現状と布ナプキンをおくるまでの経緯が語られました。また、布ナプキンに使うオーガニックコットンを提供している日本オーガニックコットン協会の理事長である前田さんからもコットンに関する興味深いお話(コットン栽培の現状、オーガニックコットンと普通のコットンの違い、コットン栽培と食の関係等)がありました。生徒たちはメモをとりながら熱心に聞き入っていました。また男子生徒が数名参加していましたが、Shihoさんは、ジェンダーについて考える良い機会であるし、その積極性を称賛していました。

2人のレクチャーの後、いよいよ布ナプキン作りです。今回は分業で行うということで、型紙を切る班、型紙を布に写し取る班、皺がある布にアイロンをあてる班、布を切る班等にそれぞれ分かれて、賑やかな雰囲気の中作業が進んでいきました。生徒たちは作業の合間に、Shihoさんや前田さんに積極的に声をかけ、質問や意見交換を行っていました。

出来上がった布ナプキンはShihoさんを通じてケニアの女性に届けられます。またその際には、英語で手紙を添えるようにアドバイスされました。

今回の作業が、遠い世界の出来事でも「他人事」ではなく「自分事」として捉えることができる一歩にしてもらえたらと感じました。