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2019 第2回Gサロン

  • SGHネットワーク・WWL

6月15日、第2回のグローバルサロンが開催されました。テーマは「SDGsを知る×気づく×話す×考える×行動する」で、一般社団法人Think the Earth コミュニケーターで新渡戸文化学園小中学校高等学校教諭の山藤旅聞先生とミュージックアクティビストのShihoさんをお招きしました。

前半にはこれまでのプロジェクトを通して「どう行動するか?」について考え、そこから、一人一人の小さな行動が、集まれば大きな動きに変わり、社会が動くほどのものに変わることを学びました。

またShihoさんは、被災地や途上国に住むすべての人に向き合って行動することについて、動画や歌、語りを通して伝えてくださいました。特にケニアの女子生徒に向けた布ナプキンプロジェクトは、すでに数名の生徒は参加していることもあり、大きな反響がありました。

後半は、普段着ている「服」が環境悪化や人間の生命にもつながることを知り、私達の暮らす地球とどう向きあっていくかを「オーガニックコットン」を題材にして、グループごとに考えを巡らせました。なかには、「物理の授業で学んだことを応用したらオーガニックコットンを使って地球環境改善に繋げられるのでは…」と、具体的なプランを考え始めるグループも見られました。

山藤先生からは「知る×気づく×話す×考える×行動する」について「100×100×100×100×行動」というキーワードや「自分の周り半径50㎝のところから行動することが世界を変える」というメッセージをいただき、終了時には、一人一人が「知る×気づく×話す×考える×行動する」ことに対しての意欲が爆発するような会となりました。

生徒の感想からは、「オーガニックコットン1つからもSDGsのほとんどの解決に繋がっていくのはすごいことだと思った。Shihoさんの歌の中にもあったように「どこに生まれても誰であっても輝けるチャンスがある」というのは、今日いくつか出てきたプロジェクトに参加していた人たちにも、今ここにいる私たちにも当てはまると思った。動くまでには時間がかかり勇気がいることもあると思うけど、ちょっと動いたら社会や世界が変わるとあったので、やってみたいと思うことはすぐに行動を起こそうと思った。」

「去年のグローバルサロンから、今まで少しずつアクションをしてきて、これからももっと自分がしていかなくてはならないと改めて気づいた。活動の中で自分の至らない部分、反省する部分も見えた。…名城生を取り込んで、活動して、名城をSDGsの発信源にしたいと思う。そのためにできることを考え、実践したい。“Transforming our world”を忘れず、頑張りたい。」

といった記述がみられました。