日々の活動

研究発表「令和7年度 SSH生徒研究発表会」

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 2025年8月6日~7日にかけて、文部科学省等が主催する「令和7年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」が神戸国際展示場で開催され、SSクラスの第3学年1名、第2学年2名が参加しました。

 今年度の本校の代表は「SSラボⅡ」の授業で取り組んだ、「ダルマメダカは警戒行動を示しにくい?!~体型が異なるメダカにおける行動パターンと原因について~」について発表しました。
 これは、脊椎骨の癒着により体の丈が短くなったメダカとして知られているダルマメダカの行動について、正常体型のメダカと比較したものです。運動能力や形態的特徴から警戒行動の示し方に違いがあることが示唆されました。
 1日目のポスター発表では多くの学校の生徒たちに興味を持ってもらうことができ、活発な議論をすることができました。また、他校の先生方にも発表を聞いていただくことができ、研究のさらなる発展につながる貴重なアドバイスを得ることができました。特に1日目はSSH指定校以外の会場近隣の学校や、発表者以外の高校生の参加が多く、休む暇もないほど活気にあふれる状況でした。審査の際には緊張しながらも一生懸命発表している様子が印象的でした。残念ながら代表発表には選ばれませんでしたが、充実した時間となりました。
 2日目には代表校の12校の発表が行われました。代表に選ばれる学校の発表はオリジナリティがあり、一つ一つ丁寧にデータを積み重ねている様子が印象的でした。愛知県からも2校が選出されており、大変刺激になりました。午後にはあらためてポスター発表が行われ、この日に会場に訪れた本校のSSツアー参加生徒たちに囲まれて楽しそうに発表していました。
次年度は代表校に選ばれるよう、参加した第2学年の2名やSSツアー参加者に期待したいと思います。