日々の活動

生物「だ腺染色体の観察」

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 2025年10月30日、3年生SSクラスの生物の授業において、「だ腺染色体の観察」を行いました。

 これは生物基礎「細胞分化と遺伝子」や生物「選択的遺伝子発現と細胞分化」で学習する、分化した細胞で特定の遺伝子が働いていることを学ぶために古くから行われている実験です。今回はアカムシ(ユスリカの幼虫)のだ腺にある巨大染色体を酢酸オルセイン液で染色したものを観察しました。
 押しつぶしをうまくできない生徒が多く、重なってしまったり、核の中におさまったままの染色体を観察する場合が多くありましたが、遺伝子の位置を示すと言われている縞状に染色されている様子や、転写が行われているといわれるパフというふくらみを全員が観察できました。教科書に載っているものを実感するよい観察になりました。