日々の活動

海外連携「PCSHSトラン校来校」

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2025年4/21(月)~25(金)まで本校と姉妹校提携を結んでいる、タイのプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールトラン校(PCSHSトラン校)の生徒17名、教員3名が来校し、主にSSクラスと国際クラスが学校生活を共にして活動しました。PCSHSはタイのSSHともいえる、科学技術系人材を育成するための国立の学校です。  1日目の21日(月)は歓迎会の後、ホームステイのバディの生徒とともに授業参加し、3年国際クラスとともにスクールツアーを行って本校を紹介しました。
 2日目の22日(火)は、トラン校によるタイの伝統パフォーマンスを行ない、2年国際クラスとともに日本文化ワークショップを行った後、トヨタ産業技術記念館の見学を行いました。タイの生徒にとって日本の文化や世界的な企業であるトヨタの成り立ちを知るいい機会となりました。
 3日目の23日(水)は2年SSクラスとともに化学と物理の課題解決型の探究活動を行いました。化学では「白い粉を推定せよ」、物理では「重力加速度の測定」をテーマに、日タイが混合したグループの中で英語でコミニュケーションを取りながら実験を考えて実践し、結果についてディスカッションしました。お互いにとって、とても有意義な時間となりました。
 4日目の24日(木)は昨日の結果についてプレゼンテーションで発表するための準備を行った後、トラン校の先生が化学と英語の授業を行いました。午後は探究活動の発表、共有を行い、最後に送別会を行いました。短い期間でしたが生徒、教員ともに密度の濃い交流ができ、お互いにとって大変充実した実りある機会となりました。
 5日目の25(金)はホームステイのバディの生徒と最後の登校となりました。涙を流すほどお互いに別れを惜しむ様子は本当に良い交流ができた証だと感じました。登校後、タイの生徒は名古屋城、日泰寺や東山動物園などの観光を行いました。27日に日本を発ち、無事帰路につきました。