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南山大学人類学博物館との連携授業

  • SGHネットワーク・WWL

国際クラス 1年生が南山大学人類学博物館で連携授業を行いました。

南山大学人類学博物館の特徴は「展示物を実際に触ることができ、誰にでも楽しめること」です。実際に土器の表面や布地を触ることで、誰が何のために作ったのか、当時の生活環境はどのようなものなのかなどと想像をふくらませることができます。また、多言語表記、目の見えない方のための点字や、車いすの方が見やすい高さでの展示等「ユニバーサル・ミュージアム」になっています。

第1回 博物館の展示品について

初回授業では主に博物館の展示品について紹介をしていただきました。教科書でしか見たことのないような展示品に触れ、興味をもった様子でした。また、「ユニバーサル・ミュージアム」がどう生まれたか等についても説明をうけました。

第2回 縄文土器のスケッチ

第2回では、縄文土器のスケッチを行いました。実際に触れながら細部を観察することで、その土器の材質、作り方、そして作成当時の環境まで想像しました。観察し、そこから情報を読み取るというスキルは今後の探究活動に欠かせない要素です。

第3回 石器のスケッチ

そして第3回では、石器のスケッチを行いました。

今回までの3回の授業を通して、土器や石器など様々な時代の生活道具について考えを深めると同時に、目の前にある資料をただ表面的に観察するのではなく、その背景にあるものまで想像してみることの意義深さにも気づくことができました。これから本格的に始まる探求活動において大いに役立つ学びとなりました。