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トビタテ!台湾留学報告

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令和5年度の文部科学省が主催する「トビタテ!留学JAPAN」事業に2名の生徒が選ばれました。以下は台湾に留学した生徒の報告です。

私はこの夏休み中に、約1ヶ月間の台湾留学をしました。留学目的は、現在台湾(中華民国)にのみ存在している政治体制である五権分立制と数学教育を探究することです。 


滞在期間中は、現地の家庭でホームステイし、基本、午前中は語学学校で台湾華語(台湾の中国語)を学び、午後は国立台湾図書館での文献調査を行いました。その他、中央政府機関(総統府、立法院等)に訪問したり、議政博物館等に訪問したりして探究活動を進めました。さらに、以前知り合っていた台湾人の方に國樂團(伝統音楽楽団)に連れて行ってもらったり、日本統治時代から台湾にいる台湾人の方と交流をして、貴重な経験をすることができました。


また、探究活動の他に、台湾北部の都市「基隆」や中部の都市「臺南」、南部の都市「臺南」、「高雄」などに台湾新幹線で訪問したり、「陽明山」や「野柳地質公園」などの場所へ行ったりして、台湾の自然の豊かさを体感することができました。


この留学を通じて、私は二つの点で進歩することができました。一つ目は、台湾で毎日のように図書館へ行く習慣ができ、日本帰国後からも定期的に図書館へ行くようになったことです。今は貸出冊数の上限まで本を借りて読む生活をするようになりました。二つ目は、フットワークが軽くなったことです。というのも、どこかへ行く際も予算等を考慮した上で、すぐに行動に移せるようになりました。今後は、台湾留学で学んだことを原点に、研究活動に励むと同時に、B3の一年間、国立台湾大学への交換留学、国立台湾大学大学院への正規留学の実施に向け、努力していく所存です。