
今年、開学100周年を迎える節目の年ということもあり、今回の講演では、名城大学附属高等学校と名城大学の歴史や教育理念、そして「学ぶこと」の意味について、大脇様にお話しいただきました。
自校教育とは、学校の建学の精神や歴史、社会的な役割などを知り、自分がこの学校で学ぶ意義を考えるための学びです。先人たちの思いや努力を知ることで、学校への自信や誇りを持つことにもつながるというお話がありました。
また、本校が目指す「知・徳・体」の調和した人材や、主体的に学び、他者と協力しながら成長する姿勢についてのお話を通して、1926年の創立から現在まで、社会の変化に対応しながら教育内容を発展させ、SSHやSGH、WWLなど、さまざまな取り組みを行ってきた本校の歩みについて学びました。講演後には、生徒からも学校の歴史や教育について質問が寄せられました。
特に印象に残ったのは、名城大学の立学の精神である「穏健中正」です。これは、物事の本質を謙虚に捉え、偏った見方をせず、正しく判断し、実行する姿勢を表しています。そして、そのような姿勢を身につけ、社会から信頼される人材を育成することが目指されています。
さらに、創立者・田中壽一氏の「人の生涯の意義は天職を完うするにあり」という言葉から、学問は地位や利益のためだけではなく、自分の力を生かして社会に貢献するために学ぶものだという考えを学びました。これまでに5万人を超える卒業生が巣立ってきた本校の歴史と、その一人ひとりが築いてきた歩みの重みを感じる機会となりました。
今回の講演を通して、学校の歴史や理念を理解することは、自分のこれからの学び方や生き方を考えることにつながると感じました。100年という大きな節目を迎える今、これまでの歴史を受け継ぎながら、これからの名城大学附属高等学校をつくっていく一人として、日々の学びを大切にしてほしいと思います。

