
2026年8月5日(水)~6日(木)の1泊2日で「SSツアー(京都)」を実施しました。2年生特進クラスの希望者31名が参加しました。
1日目の5日(水)は京都大学を訪問しました。午前は京都大学総合博物館において、自然史・文化史・技術史にわたる貴重な資料に触れ、人類の知的探究がいかに広がりを持つものかを学びました。恐竜化石や鉱物、民族資料、研究成果などの展示に接する中で、博物館が学術研究と社会とを結ぶ役割を担っていることに生徒たちは気づいたようです。
午後は京都大学大学院薬学研究科を訪ね、薬学合成科学分野の高須清誠先生による「『くすりの作り方』を創る」と題した講義を聴講しました。講義ではくすりに関する基礎的な知識をご解説いただき、なかでもコロナに有効なくすりを作る作戦を練るグループワークは、生徒にとって大変興味深いものとなりました。続いてベンゾカインを合成する実験に取り組み、3〜4人ずつの班に分かれてTA(現役の京大生)から直接ご指導いただきました。初めて自らの手でくすりを合成し、麻酔薬を体験できたことは、生徒の心に強く残ったようです。TAの皆さんにも大変親切に教えていただき、実験にとどまらず研究室の紹介や学校生活の話など、生徒の関心に応じて柔軟にお話しくださいました。
夜間研修では、その日の研修内容をグループで振り返り、プレゼンテーションの作成に取り組みました。京都大学で気づいたこと、興味を抱いたこと、考えたことを互いに共有することで、視点の違いに気づき、考えをさらに深める時間となりました。
2日目の6日(木)は、神戸国際展示場で開催された「SSH生徒研究発表会」に見学団として参加しました。大ホールでは審査を経て選出された代表校の口頭発表を聴き、全国の代表による課題研究とその成果に触れる貴重な機会となりました。本校の生徒たちは大ホールでの発表の質疑でも臆することなく挙手するなど、全国の代表校の発表から多くの刺激を受けていました。午後のポスター発表では、限られた時間ではありましたが、関心を持った研究について活発に議論を交わしました。
2日間を終えての感想としては「とても楽しかった」「自分も頑張ろうと思った」といった声が多く聞かれ、今後への期待が持てる充実した機会となりました。



