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SSH東海フェスタ2022

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 2022年度のSSH東海フェスタをオンラインで開催しました。これは本校が主催する東海地区を中心としたSSH指定校の生徒研究発表会です。愛知、岐阜、静岡、三重のSSH指定校全校と関東の指定校2校、タイのPCSHトラン校を合わせた計24校が参加しました。今年度は7月11日~23日の期間、バーチャル空間サービス「oVice」を利用して、ポスター発表のようなオンデマンド配信発表を行うとともに、7月16日(土)には各校の代表による「Zoom」を利用したリアルタイム口頭発表と「oVice」のコアタイムによる質疑応答を行いました。

 Zoom発表では約500名の生徒、教員等が参加し、4つの分科会においてタイのPCSHトラン校、名古屋市立向陽高等学校、愛知県立半田高等学校、静岡県立清水東高等学校が優秀賞に輝きました。各分科会を審査した大学の先生方からはそれぞれの発表に対する講評の中で研究の発展に向けたアドバイスをいただきました。質疑応答はチャット機能を介して活発に行われ、時間が足りなくなる発表も多くみられるほどでした。oVice発表のコアタイムでは各発表ブースに参加者のアバターが集まって活発に議論をする様子がみられ、オンライン上でも充実したポスター発表になったと思います。中には学校間共同課題研究に結びつく出会いもあり、実際に参加した生徒からは「対面よりも気楽に話すことができた」「新しい交流方法として面白い」という感想がありました。

 新型コロナウイルスに対応してこの2年はオンラインで実施してきましたが、対面実施を求める声も大きくなってきたので、来年度こそは実現したいと思います。

oVice発表のコアタイムで多くの人がつながり、質疑応答を行っている様子