12月2日（金）、２年生SSクラスの「SSⅡ」にJAMSTECの木戸ゆかり先生をお迎えし、ご講義いただきました。後半には今まさに深海掘削船 Joides Resolution号に乗船されている東京大学の黒田 潤一郎先生とオンラインで繋いでいただき、探査船内部を紹介いただくとともに、海底深くからコア（地質資料）が詰まったパイプを引き上げ、分析にまわす、その瞬間も見せていただきました。
木戸先生と黒田先生には専門的なことはもちろん、生徒たちの興味関心にあわせて様々な視点でお話をいただき、生徒たちからは「約70万年周期でN極とS極が逆転するなんて驚いたし、それを超えて研究できるなんてロマンがある」、「コアのサンプルに有孔虫化石が残っているのが見えた！」、「技術は最先端ながら、コアのパイプをカットした時に上下がわからなくならないように青と白の目印をつけるという古典的な方法も使っていて面白さを感じた」、「2030年までに高精度な海底の地図を作ることが目標ということを聞いて、自分が思っていたよりも海は未知の領域なんだと気づいた」など海底と地球の歴史や研究の面白さを感じた声が聞かれました。
