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課題探究:災害時外国人支援研修(名古屋国際センター)へのフィールドワーク

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2019年1月19日(土)、国際クラス2年生の生徒1人が、課題探究のフィールドワークとして、名古屋国際センターにて実施された、「災害時外国人支援研修」に参加しました。この研修は、「『災害時の多文化共生』をテーマに、外国人支援活動の基本的な役割と流れについて学び、シミュレーションを通して、避難所等で外国人と日本人が互いに困らないための留意点や配慮すべき点を考える」ことを目的として実施されました。この生徒は、課題探究のテーマとして、「災害時における外国人住民への情報提供のあり方」をテーマに研究を進めています。以下は本人のまとめた報告です。

調査の視点として、外国人住民が求めているものや心配することについて知りたいと考えていました。

「名古屋市に住む外国人で、英語をメインで話す人はほんのわずかなんです。だから、急に英語で話すのではなくて、まずは日本語で話しかけてみて、その時の反応次第で英語に転換すればいいと思います。」シミュレーション終了後に行った振り返りの際に出た、1人の講師の方の意見を聞いて、私の考えが大きく変わりました。

世界の保存食はどれもおいしく、特にベトナムの保存食が興味深かったです。ベトナム戦争の戦時中に兵の食事として用いられていたもので、牛乳と一緒に食べるとおなかが膨れて満足感が得られるそうで、これなら災害時にも役立てられると思いました。