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課題探究:名古屋モスクへのフィールドワーク

  • SGHネットワーク・WWL

10/27(土)、国際クラス2年生の4人が、「外国人住民の防災」についてインタビューやアンケート調査をするために、名古屋モスクを訪問しました。当日は、礼拝を終えた信者の皆様に、防災についての困りごとや、災害への備えなどのお話を伺いました。以下は、生徒がまとめた報告です。

今回のフィールドワークで、名古屋モスクに行き、実際にムスリムの方にお話を伺ったことで、生の声を聞くことができた。「もし避難所で生活しなくてはいけなくなった時に、どのようなことに困ると思うか」という質問には、食に関する問題があると予想していたが、実際はお祈りなど宗教的な儀式についての回答が多かった。食に関しては、非常事態ならばハラールのもの以外も食べることがてきるという話を伺えた。(Mさん)

地震の備えをしているか、架空の地図を使い避難するならどこに逃げるかといったアンケートを実施した。予想とは異なる回答が多く、今後の課題研究にいかしていきたい。(Tさん)

外国人住民が、災害時に何に不安を感じるか、インタビューさせていただいた。避難した際、一度も話したことがない人とのコミュニケーションは不安があるとのお話に、「もっと地域の日本人とコミュニケーションを取ればいいのでは?」という疑問を持った。それに対して、「日本人は普段から忙しいイメージがあります。ただでさえ、日本語の壁がある上に、忙しそうにしている人たちに声をかけるのは難しいです。」というお話を伺えた。ここに、解決すべき課題があると感じた。(Sさん)