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国際クラス「バリ島での探究的修学旅行1〜2日目」

  • SGHネットワーク・WWL

普通科国際クラスは、3月6日から11日の6日間、インドネシア・バリ島への修学旅行を実施しました。この修学旅行は、SGH指定時にはSGHの海外フィールドワークとして実施していたものです。現在でも、観光が主産業であるバリ島の観光開発と、伝統、環境がどのように影響しあっているのかを中心に学ぶフィールドワークをとり入れた探究的修学旅行として実施しています。

3月6日の夜に関西空港から日本を発ち、シンガポールを経由して7日の朝にインドネシア・バリ島に到着しました。

 

現地初日となる今日は、
・マングローブ林でのエコツーリズム研修
・在バリ日本総領事館の領事による講義
・マハサラスワティ大学外国語学部の学生さんたちとの交流
の3つの学習を行いました。

マングローブ林でのエコツーリズム研修は、みんなでカヤックに乗ってマングローブ林に分け入っていきます。地元の団体によってマングローブの保全が行われている現地ですが、それでも流れてきたプラスチックごみが溜まり、ナイロンなどがマングローブに絡みついている様子が見て取れました。

領事による講義では、インドネシアと日本の関係についてのお話を伺うことができました。インドネシアの経済状況などを踏まえ、これからの日本とインドネシアは、これまでの援助国・被援助国の関係から、共に地域・国際社会の課題に取り組むパートナーとしての関係を築いていくことになる、その担い手として学生たちに期待しているとのお話をいただきました。

マハサラスワティ大学との交流は、新型コロナウイルスの影響で渡航ができない時期にもオンラインで継続してきました。今回は3年ぶりに対面での交流を行うことができました。

お互いの文化を紹介するプレゼンテーションを行い、その後は夕食を食べながらグループでディスカッションをしました。領事のお話にもありましたが、こうした学生同士の交流がお互いの国の理解を深めるきっかけになるのだと強く感じました。