サロン

第1回 土曜サロン

SSH

平成30年度第1回土曜サロンが4月19日に行われました。今回は本校生徒83名に加えて、保護者の方々や他校の生徒の参加も多く見られ、総勢90名を超え、立ち見が出てしまうほどの大盛況でした。13年間続いてきたサロン的学習が少しずつ外にまで広がってきたようで、スタッフ一同大変うれしく思います。

今回のテーマは「猫はこたつで丸くなるのは何故?」です。これは土曜サロンの初年度から毎年行っている定番テーマですが、参加者が違えば毎回話の広がり方が違ってきます。さて、今回はどのような展開になるのでしょうか?

 まず初めに、今回のテーマの担当者である数学の梁川教諭から、「あなたにとって数学とは?」という質問が参加者に投げかけられました。「好きだけどちょっと苦手なもの」という素直な気持ちから、「万物を表すことができるもの」という意見まで、たくさんの回答が出ました。そこから数学の成り立ちや歴史を説明した後で、梁川教諭から「実は猫も、この数学を知っているんだよ」というお話がありました。参加者は「猫が数学…?」というような不思議そうな表情をしていましたが、丸まっている猫と伸びている猫の2つの図が示され、「この2つの猫の絵は何をあらわしているでしょうか?」と問いかけが続きました。

 「丸まっている猫は冬に見かけるよね」「寒いから熱を逃がしたくないんじゃない?」「伸びている猫は夏に見かけるよ!」「熱いからなるべく体温を逃がしたいのかな?」というような議論の過程で、猫は自分の表面積が寒いときには最小に、熱いときには最大になるように経験的に動いているということがわかりました。つまり猫は面積の最小、最大の問題が経験的にわかっているということです。さらに、やかんがなぜあんな形をしているのかなど形の意味を確認し合いました。

 最後に四方先生にバトンタッチです。「君たちがパスタにソースをたくさん絡めたいならどういう工夫をする?そういうパスタがすでにあるじゃないか。マカロニって知っているだろ?」というお話から、数学が学校の授業の中だけではなく、日常的に活躍しているという話に発展していきました。日常の現象も数学的に解釈することで,科学として発達し発明につながっている、と締めくくられました。

次回の第2回土曜サロンは、5月19日(土)14:00から、「身の回りのこんなものが光る。

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